2021年02月26日

目の下のたるみやクマ、なんとかならないの? 4つのアプローチで、お疲れ顔とさよならしよう

ふと鏡を見ると、どんより疲れた顔。そういえば最近、「睡眠不足?」と聞かれることが増えたかも...。あなたのお疲れ顔、目の下のたるみやクマが原因かもしれません。見た目の印象を大きく左右する目の下のたるみやクマは、加齢によるものと思われがち。けれど実は、20代や30代でも悩みを抱える人が珍しくないようです。顔の中でも特にデリケートで年齢が出やすい目元こそ、早めのケアが肝心です! そこで今回は、目の下のたるみやクマの原因を解説するとともに、目元美人になるための簡単トレーニングや心がけたい生活習慣をご紹介します。

Index

  1. 目の下のたるみの原因は? 意外な習慣が目元の老化を早めます

  2. あなたの目の下のクマはどのタイプ? まずは種類と原因をチェック

  3. 目の下のたるみやクマに、今日からできる4つのアプローチ!

  1. 目の下のたるみの原因は? 意外な習慣が目元の老化を早めます

    顔の中でも特に皮膚が薄く、乾燥しがちな目元。目の下のたるみの主な原因は、肌の弾力・筋力の低下といわれています。加齢や紫外線などの影響で、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンなどの組織がダメージを受けると、肌の弾力が低下し、ハリが失われてしまいます。また、目元の筋力が衰えると、眼球をクッションのように支えている「眼窩(がんか)脂肪」が重力で圧迫され、目の下の膨らみが目立つように。さらに、パソコンやスマホなどで目を酷使している方も、注意が必要です。目の周りの筋肉が緊張して血流が悪くなると、筋肉の衰えが加速し、老化が早まるからです。


    そのほかにも、日常生活の中には目の下のたるみを悪化させる原因がたくさん潜んでいます。目のこすり過ぎや乱暴なクレンジング・洗顔、日焼け、睡眠不足、ストレスなど、ちょっとした習慣の積み重ねが、どんよりとした目元をつくっているのです。

  2. あなたの目の下のクマはどのタイプ? まずは種類と原因をチェック

    次に、目の下のクマについて見ていきましょう。実はクマには3種類あり、それぞれに見た目の印象や原因が異なります。あなたのクマは、この中のどれ?

    青クマ

    「目の下が青紫色、または青黒く見えるクマ」のことで、主な原因は血行不良。目元をマッサージしてクマの色に変化があれば、それは青クマのサインかも。冷え性や運動不足、寝不足の方は要注意です。

    黒クマ

    「目の下に影ができて、黒く見えるクマ」のことで、目元のたるみによってできる影がその原因。目の下の皮膚を指で引っ張ったり、あお向けに寝たりしてクマが消えるのなら、黒クマの可能性大。ほうれい線など口元や頬にたるみを感じている方は、黒クマにも悩むことが多いようです。

    茶クマ

    「目の下が茶色や褐色に見えるクマ」のことで、メイクや洗顔による摩擦の刺激のほか、紫外線ダメージによる乾燥で引き起こされる「色素沈着」がその原因。普段からバッチリとアイメイクをしている方や、目元専用のクレンジングを使っていない方は、茶クマ予備軍かも。

  3. 目の下のたるみやクマに、今日からできる4つのアプローチ!

    目の下のたるみとクマについて理解できたら、次は目元ケアを学びましょう。目元のケアは、とにかく早めの対策が吉! 明るくハリのある目元を取り戻すために、今日からできるアプローチを4つご紹介します。

    (1)目の下のたるみ解消トレーニング

    目の周りには「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉があり、これが衰えると、たるみやクマの原因に。毎日のトレーニングで、意識的に筋肉を鍛えることが大切です。このトレーニングは目の下のたるみ予防だけでなく、「黒クマ」対策にもなって一石二鳥!


    <HOW TO>

    STEP 1:目をギューッとつぶり、5 秒間キープ。

    STEP 2:次に目を大きく見開いたら、5 秒間キープ。


    これを 5 回繰り返します。

    (2)目元のマッサージで血流をスムーズに

    目を酷使して凝り固まった筋肉には、マッサージが有効です。指の腹を使って目頭や眉頭、こめかみなどを優しくプッシュすれば、目の周りの筋肉がほぐれて、血行が促進されます。マッサージする際は、オイルやクリームを使い、肌への摩擦が起きないようにするのがポイント。さらに、ホットタオルで1~2分ほど目元を温めてから行うと、いっそう血流がアップ! 目の下のたるみを予防したい方、「青クマ」を解消したい方はぜひやってみて。

    (3)集中保湿ケアで、目元のハリと弾力をサポート

    乾燥しやすくデリケートな目の周りのケアには、何よりも保湿が肝心です。目元に疲れを感じるときは、いつものスキンケアにプラスして、アイクリームや目元用パックを取り入れるのがベスト。集中的に保湿することで乾燥ぐすみを防ぎ、目元にハリとツヤをよみがえらせます。乾燥が原因で起こる「茶クマ」対策にも効果的です。

    (4)正しいクレンジングとUVケアの徹底を

    盲点になりがちなのが、毎日のクレンジング。メイクをきちんと落とそうと目元をゴシゴシこすりがちな方は、ぜひ今日から新しい習慣を身につけて。洗顔は、たっぷりの泡で優しく包み込むように。落ちにくいアイメイクは、専用のクレンジングをコットンにとって押さえるようにオフします。


    そして、目元の乾燥や老化の原因となる紫外線をブロックするために、UVケアは1年中忘れずに。UVカットのメガネやサングラスなどのアイテムが役立ちます。

まとめ


目の下のたるみやクマは、必ずしも加齢だけが原因ではないということがおわかりいただけたでしょうか。スマホやPCで目を酷使するようになった現代人にとって、こうした目元の悩みは、ますます身近なものになっています。しっかりと原因を把握すること、そして早めの対処が肝心です。


目の下のたるみやクマに気づいたら、ぜひここでお伝えした4つのアプローチを実践してみてくださいね。いきいきとした表情がよみがえり、魅力的な目元美人になれるはずです。


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