2021年07月06日

気になる毛穴悩みにピリオドを!うるおいバリア力を高めて この夏、つるんと毛穴の目立たない透明素肌へ

毛穴一つないような、つるんとした肌は永遠の憧れですよね。毛穴の開きが目立つ肌は、清潔感が損なわれるだけでなく、顔全体がくすんで老け顔に見えてしまい、それだけでマイナスな印象に。とくに夏場は皮脂の分泌量が増えるだけでなく、紫外線や冷房による乾燥ダメージなども加わって、肌状態は傾きがち。いつも以上に毛穴が気になる……という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、多くの女性の肌悩みの一つ、「毛穴目立ち」を救うスキンケアのコツをご紹介します。

Index

  1. “毛穴の目立ち”はみんなの悩み。紫外線や乾燥にも要注意!

  2. 毛穴の目立たない肌を目指すなら、とにかくたっぷり保湿ケア! 肌のキメをふっくら整えるスキンケア術

  1. “毛穴の目立ち”はみんなの悩み。紫外線や乾燥にも要注意!

    KOSEが行ったアンケートでは、なんと20~40代の女性の8割が毛穴悩みを抱えていることがわかっています。中でも多い悩みが「毛穴の目立ち」。20代の女性に至っては、5割以上が鼻や頬に目立つ毛穴に悩んでいるようです。まさに“毛穴悩み”は、みんなの悩みと言ってもいいかもしれません。


    「毛穴の目立ち」と一言にいっても、その原因はさまざまです。とにかく毛穴をケアしようと、皮脂や角質を落とすことに力を入れる人が多いかもしれませんが、実はそれが逆効果になってしまっている場合も…! まずは、自分の毛穴タイプを知ることが大切。毛穴が目立つ原因を理解して、正しいスキンケアをしていきましょう。

    「黒ずみ毛穴」

    鼻や眉間などを中心に黒いポツポツとした毛穴が目立つ「黒ずみ毛穴」。黒ずみ毛穴の主な原因は、毛穴につまった角栓によるものです。角栓とは、メイク汚れや肌にたまった古い角層が皮脂と混ざりあって毛穴につまり、栓をしてしまうもののことを言います。これが空気に触れて酸化して黒くなり、毛穴も黒ずんで見えてしまうのです。肌がザラつきやすい人やニキビができやすい人は要注意!

    「開き毛穴」

    皮脂分泌の多いTゾーンや小鼻に目立ちやすく、ぽっかり穴が開いたように見えてしまうのが「開き毛穴」です。過剰な皮脂分泌で毛穴が押し開かれてしまうことや、乾燥や紫外線の影響で肌のバリア機能が低下し、キメが粗くなることから開き毛穴が発生してしまいます。油分の多い食事や不規則な生活を送っている人は皮脂分泌が過剰になりがち。毛穴の開きを加速させてしまっているかも……。

    「たるみ毛穴」

    30代から目立ちはじめ、主に頬にできやすいのが「たるみ毛穴」。毛穴は本来丸い形をしていますが、たるみ毛穴は縦型でしずくのような形をしているのが特徴です。原因は、加齢や紫外線の影響によって、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリや弾力が失われること。そのため重力に負けて肌が下に伸ばされると同時に、毛穴も縦方向に開いて見えてしまうのです。年齢を重ねてから毛穴が目立つようになったという人はたるみ毛穴の可能性大!

  2. 毛穴の目立たない肌を目指すなら、とにかくたっぷり保湿ケア! 肌のキメをふっくら整えるスキンケア術

    黒ずみ、開き、たるみ、どの毛穴タイプにも大切になってくる基本のケアが、「洗顔」と「保湿」です。肌の水分と皮脂のバランスを整え、肌のターンオーバーをスムーズにすることで、肌のうるおいを保つ「バリア機能」にもアプローチ。バリア機能の整った肌は、キメがふっくらとして、キメの間にある毛穴も目立ちにくくなります。

    まずは基本をおさえた上で、自分の毛穴タイプにあったスキンケアを行うことが、毛穴を目立たなくするための近道です。

    ①正しい洗顔&週に1~2回のスペシャルケアを

    正しい洗顔のコツは、洗顔フォームをよく泡立てて、肌の上で泡を転がすように優しく洗うこと。ただし長時間洗顔したり、熱いお湯を使ったりするのは肌に負担をかけてしまいます。また、皮脂や古い角質を落とそうとゴシゴシこすったり何度も洗顔をしたりするのもNG。肌に必要な油分まで落としてしまい、肌のバリア機能を低下させる原因に。必要以上に時間をかけず、ぬるま湯ですすぐのがポイントです。

    とくに黒ずみ毛穴が気になる人は、メイクや汚れが肌に残っていると、皮脂や古い角質と混ざり合って毛穴につまってしまいます。そのまま放置していると黒ずみ毛穴が目立つように……。毛穴の汚れをしっかり落とすことが重要です。週に1~2回程度は、古い角質をおだやかに落とす酵素洗顔やクレイマスク、ピーリング石鹸などでスペシャルケアを! ただし、やりすぎは肌への刺激になるので、週に1~2回程度にとどめておきましょう。

    ②夏はインナードライ肌に注意! 徹底保湿で肌のキメをふっくら整えて

    肌のバリア機能を正常に保つためには、「保湿」が何より重要。しっかり洗顔した後は、化粧水でうるおいを与えて毛穴をキュッと引き締め、乳液やクリームで必要な油分を補いましょう。化粧水や乳液をつけるときは、手のひら全体で軽くプッシュして、水分を肌にぎゅっと入れ込むように意識するのがポイント。

    暑い夏は、汗や皮脂で一見肌がうるおっているようで、紫外線や冷房などの影響で、実は内側の乾燥が進んでいる「インナードライ肌」になっていることも! 肌のキメが乱れ、毛穴が目立つ原因になってしまいます。夏こそ丁寧な保湿を心がけ、さらに日焼け止めで紫外線対策をお忘れなく。


    とくに開き毛穴が気になる人は、皮脂のベタつきが気になっても、化粧水だけで済ませるのはNG。さっぱりタイプの乳液などで、しっかり肌に水分を閉じ込めましょう。週に1~2回はシートマスクなどで集中的に保湿するのもオススメ。

    ③生活習慣を見直して、体の内側からも毛穴ケアを

    外側からだけでなく、体の中からケアすることも大切。毛穴が目立つ原因には、加齢をはじめ、ストレスや睡眠不足、無理なダイエットなどが深く関わっているのです。

    ストレスや暴飲暴食、甘いものの食べ過ぎなどは、皮脂の分泌を増加させ、毛穴を開かせることにつながります。肌の再生と修復が行われる睡眠時間が不足すれば、ターンオーバーが乱れて、肌の老化も進んでしまうことに。肌のバリア機能を高め、キメの整った肌を手に入れるためには、規則正しい生活やバランスの良い食事、適度な運動が欠かせません。


    積極的に取り入れてほしいのがビタミンC。コラーゲンの生成をサポートする働きがあるので、ハリや弾力アップに大活躍。肌のたるみからおこる「たるみ毛穴」の対策につながります。パプリカやゴーヤ、キウイやイチゴなど果物などに豊富ですが、効率的に摂取するためには、サプリメントに頼るのも手です。

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乳液のコットン塗りで、夏も心地よく保湿ケア

毛穴ケアに欠かせない毎日の保湿ケア。とくにベタつきが気になる夏は、コットンを使って乳液を塗るのがおすすめ。使用中のベタつきを気にせずに、ムラなく肌全体になじませることができます。また、コットンの繊維が古い角質をからめ取ってくれ、なめらかでやわらかい肌に! 夏こそ乳液を使いこなしましょう♪

肌のうるおいを確かめる女性

Step 1. コットンに乳液をたっぷり含ませる

いつものように化粧水でケアした後、コットンにたっぷり乳液を含ませます。袋状になるようコットンを開いて、中に乳液を入れてもOK。

Step 2. “下から上に” なじませる

毛穴を引き上げるようなイメージで、下から上にコットンを優しくすべらせ、乳液をなじませます。その後、スペシャルケアとして、乳液をたっぷり含ませたコットンで5分ほどパックをしても◎。うるおったモチモチの肌に♪