2021年09月21日

「顔の小ジワをなくす方法って?」と悩むあなたに贈る、シワ別対策保存版

最近は20代や30代でも口元や目の下のシワに悩まされ、“老け見え”を気にする女性が多いようです。「エイジングケアはまだ早い……」と思っていても、肌の老化は20代後半から始まっていると言われており、この時期からのお手入れが未来の肌にグンと差をつけます。そこで今回は、私たちを悩ませるシワの原因とその対策を種類別にご紹介! スキンケアやマッサージ、食事など、意識すればすぐにトライできるものばかりです。気になるシワをなくすため、今日からケアを習慣づけていきましょう。

Index

  1. シワの原因は? 紫外線や乾燥は肌を老化させる最大の敵なんです!

  2. “老け見え”のストレスから解放されよう! 今日からできるシワ別対策法

  3. これ以上シワを増やさないために。シワ予防は、日頃の心がけから。

  1. シワの原因は? 紫外線や乾燥は肌を老化させる最大の敵なんです!

    そもそも「老け見え」の原因となる、シワやシミ、たるみは、水分量の低下などによる肌の弾力不足によって生じます。その大きな原因となるのが紫外線。中でも紫外線のUV-Aは、肌本来のうるおいやハリを守るコラーゲンやエラスチンにダメージを与え、肌の弾力を低下させます。

    そしてもう一つ、シワの原因として忘れてはならないのが乾燥です。肌表面から必要な水分や皮脂が失われると肌のキメが乱れ、とくに皮膚の薄い目元や口元に細かいちりめんジワができやすくなってしまうのです。

    さらに気をつけたいのが、誤ったスキンケアや表情のクセ。過剰な洗顔やゴシゴシ洗いはNG! 乾燥が進んでシワの原因になります。また、つい眉を寄せたり、口をへの字にしたりしてはいませんか? そんな人は表情ジワに要注意。日常的な表情のクセによって、おでこや眉間などにくっきりとシワが刻まれてしまうこともあるのです。

  2. “老け見え”のストレスから解放されよう! 今日からできるシワ別対策法

    次に、シワの種類について解説していきます。シワの種類には大きく「紫外線ジワ」「乾燥ジワ」「表情ジワ」の3つがあり、それぞれに合わせた対処法が必要です。自分のシワの原因を考えながら見ていきましょう。

    ・紫外線ジワ

    紫外線ジワは、紫外線ダメージによって肌のハリや弾力が失われ、できるシワのこと。紫外線の強い夏場はもちろんのこと、天候や季節に関わらず年中降り注いでいます。また、UV-Aは窓ガラスもすり抜けてしまうので、日焼け止めやUVカットカーテン、日傘などを使って、日常的に紫外線対策を徹底することが大切です。日焼け止めはUV-Aを防ぐ効果を表す「PA」の「+」が多いものを選ぶのがポイントですよ。

    ・乾燥ジワ

    乾燥ジワは、肌の水分や皮脂の減少によってできるシワのこと。ちりめん状の細かいシワを放っておくと大きなシワになってしまうことも…。とくに皮膚の薄い目の周りや首は要注意です。対策には、何よりも保湿ケアが肝心。乾燥が気になる部分には、化粧水をたっぷり含ませてコットンパックをしたり、目元にはアイクリームで集中ケアしたりするのもおすすめです。

    ・表情ジワ

    表情ジワは、表情のクセによってできるシワが定着してしまったもの。まずは、日頃の表情のクセを見直すことが重要です。また、表情筋をゆるめるマッサージやエクササイズも取り入れましょう。たとえば、舌を歯の外側に這わせるように大きく回す(左右各30回程度)と、口周りの表情筋を鍛えることができ、口元のシワ対策になります。おでこにある筋肉、前頭筋をほぐすマッサージもおすすめ。両手で顔を覆うように指先を眉の上に置いたら、頭頂部に向かって優しく筋肉をほぐしていきましょう。

  3. これ以上シワを増やさないために。シワ予防は、日頃の心がけから。

    日頃の生活習慣の心がけ次第でも、シワは対策することができます。新たなシワを増やさないために、次の生活習慣を心がけましょう。

    1. 質の高い睡眠と規則正しい生活

    睡眠中に分泌される「成長ホルモン」は、肌の新陳代謝を活発にしてターンオーバーを整え、ハリのある美肌作りに欠かせません。ただし、寝相には注意が必要。同じ向きで寝るクセのある人はたるみやシワができやすくなります。仰向けで寝るように意識するのが良いでしょう。また、規則正しい生活は、ホルモンバランスも整えてくれます。睡眠時間は6~7時間くらいを目安に取り、なるべく起きる時間を一定に。睡眠のリズムが整い、熟睡しやすくなります。

    2. 抗酸化作用のある食材

    揚げ物やスナック菓子、添加物の多い加工食品が好きな人は要注意。肌老化の原因になる「活性酸素」が増えてしまいます。そこで意識的に摂りたいのが、「抗酸化作用」のある食材です。緑黄色野菜やレバー、乳製品に豊富なビタミンA、柑橘類や赤ピーマン、ブロッコリーなどに多いビタミンC、ナッツ類やモロヘイヤ、かぼちゃなどに多いビタミンEなどが挙げられます。バランスの良い食生活を意識することがシワ対策につながります。

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A Little More プラスαのスキンケアタイム
小ジワを目立たなくするベースメイクのコツは?

毎日のスキンケアでシワにアプローチすると同時に、メイクでもシワを目立たなくできれば、さらに肌に自信が持てますよね。そのカギを握るのがベースメイク。シワを隠そうとファンデーションを厚塗りすると、シワに入り込んでラインが浮かび上がり、余計に目立ってしまう場合も…! とくに目元や口元のほうれい線などよく動かす場所は要注意。ここではそんなトラブルを回避するためのベースメイクのコツをご紹介します。

肌のうるおいを確かめる女性

Step 1. ベースメイクは薄めに

乾燥しにくく密着度の高いリキッドタイプを薄めに塗り、指先やスポンジを使ってしっかりと肌になじませるのがポイントです。

Step 2. 指先でトントンと肌に叩き込む

シワが気になる部分には、シワを伸ばしながら少量のファンデーションを丁寧に広げ、指の腹でトントンと叩き込むようになじませます。仕上げにもう一度スポンジで優しく叩き込むと、よりピタッと肌に密着。崩れにくくなります。

Step 3. ハイライトでカモフラージュ力UP!

目元の小ジワには、光の反射でシワをカモフラージュしてくれるハイライトを使うのも◎。あまりラメの入っていない自然なベージュカラーに近いハイライトがおすすめ。少量をブラシに取ってサッとなじませて。