2022年03月16日

マスク肌荒れの原因と対策とは?うるおいバリアを高めるスキンケア方法

最近はマスクが手放せなくなりましたが、肌荒れをしやすくなったと感じている方も多いのではないでしょうか?


マスクによる摩擦や温度変化は肌に大きな負担となるため、きちんとケアする必要があります。


今回は、マスクが肌荒れを引き起こす原因と対策についてご紹介します。マスクでの肌荒れを防ぐスキンケアのポイントも解説するので、ぜひ今日から試してみてくださいね。

Index

  1. マスクで肌荒れする4つの原因

  2. マスクによる肌荒れの対策

  3. マスクで肌荒れしたときのスキンケアのポイント

  4. まとめ

  1. マスクで肌荒れする4つの原因

    マスクをするようになってから、化粧水がピリピリと感じたり、肌の赤みが気になったりするようなことはありませんか?マスクで肌荒れする4つの原因を見てみましょう。

    乾燥

    マスクを長時間しているとだんだんと肌の水分が奪われ、乾燥の原因になります。口まわりがカサカサになってしまう場合やかゆみを感じることもあるかもしれません。


    肌の乾燥は、外部刺激から肌を守るうるおいバリアの低下だけでなく、しわやたるみ、古い角質によるくすみなど、あらゆるトラブルの原因になります。

    摩擦

    頬のあたりがマスクで擦れるような感覚があるときは、摩擦が起こっている証拠です。肌への摩擦もかゆみや赤みなどの肌荒れの原因になります。1日中マスクをしていれば数えきれないほど多くの摩擦が発生します。肌には思っている以上に大きな負担がかかっていると考えましょう。

    蒸れ

    マスクの中は呼吸や汗により湿度がとても高く、肌は常にしっとりと湿っています。お風呂に長時間入ったときのようにふやけてしまい、刺激から守るうるおいバリアも低下している状態です。


    肌がふやけると水分は蒸発しやすく、雑菌も繁殖しやすい環境にもなります。口まわりのニキビができやすくなったと感じている方は、マスク内の湿度に注意が必要かもしれません。

    温度変化

    マスクの中は蒸れて暑くなり、外せば外気に当たって肌は冷えます。そんなマスクの着脱による急激な温度変化も血行や乾燥に影響を与えて敏感肌の原因になります。

  2. マスクによる肌荒れの対策

    マスクによる肌荒れは毎日のちょっとした工夫で軽減できることもあります。マスクの種類やつけ方、便利グッズを上手く使って対策しましょう。

    マスクを見直す

    まずは「素材・通気性・サイズ」に注目してマスクを見直してみましょう。化学繊維よりも肌に優しいコットンやシルクなどの天然素材を選ぶ、不織布の中でも通気性にこだわった商品を探すなどすると、肌への刺激やマスク内の湿度が改善されるはずです。


    また、きちんとフィットするマスクをするとズレが減って摩擦の頻度も減少するので、自分に合ったサイズや形を探すことも大切です。

    こまめに交換&換気をする

    長時間つけっぱなしのマスクは、蒸れやメイク汚れの付着などによって雑菌が繁殖しやすくなります。一日中つける人は午前と午後に分けてマスクを交換するか、中にガーゼを挟んでガーゼを交換するのがおすすめです。


    さらに、人の少ない場所ではこまめにマスクを外し、湿気を逃がして換気しましょう。暑い時は口元の汗や湿気をハンカチでふくのも効果的です。

    便利グッズを活用する

    最近では摩擦や蒸れを軽減するマスク用のインナーやフィルターなども販売されているので、肌に合うものを探すこともおすすめです。マスクの間にガーゼやシルクの布を1枚挟むだけでも肌への刺激は軽減されます。

  3. マスクで肌荒れしたときのスキンケアのポイント

    マスクで肌荒れを感じたときはスキンケアで肌のうるおいを取りもどすことが重要です。「うるおいバリア」を高めて肌トラブルの原因になる刺激からガードできるようにしましょう。

    クレンジング&洗顔はこすらず優しくが基本

    マスクによる摩擦や乾燥で肌が敏感に傾いているときには、いつも以上にクレンジングや洗顔の刺激に気をつける必要があります。保湿成分配合で、肌のうるおいを奪わずに洗えるようなアイテムを選びましょう。


    クレンジングや洗顔のときには指が肌に強く当たらないように注意しながら、クレンジング料や泡の力でやさしく洗います。熱いお湯ではなく、ぬるま湯をつかってやさしく洗い流しましょう。

    洗顔後は化粧水と乳液でしっかり保湿

    化粧水は低刺激で、保湿力がしっかりあるものを選びましょう。角層のすみずみまでうるおいを届けるように馴染ませます。顔や首全体に行きわたったら、手のひらで顔全体を包み、ハンドプレスでやさしく押さえましょう。


    そのあとは素早くモイスチュアライザーを重ねて水分を逃がさないようにフタをします。化粧水と同じように、手のひらでおさえて角層へ馴染みやすくすることが大切です。

    マスクをしていても日焼け止めは忘れずに

    マスクをしていると日焼け止めを怠ってしまいがちですが、うるおいバリアが低下した肌に紫外線は大敵です。紫外線はマスクを透過して肌に届いてしわやたるみの原因になります。日焼け止めはかならず塗るようにしましょう。


    日焼け止めの肌への刺激が気になる方は、肌に優しい「紫外線吸収剤フリー」のものがおすすめです。こすらず塗れるスプレーやミルクタイプ、洗顔料で簡単に落とせるものを選ぶと使用時の肌摩擦も軽減されます。

  4. まとめ

    マスクの長時間の着用や頻繁な着脱は、思っている以上に肌に大きな負担をかけて肌荒れの原因になっています。マスクによる摩擦や蒸れ、急激な温度変化が肌の水分を奪い、肌を守るうるおいバリアのはたらきを低下させているのです。


    マスクの肌荒れはマスクサイズや素材の見直し、便利グッズで対策ができます。まめに新しいものに交換して清潔に保つことや、ときおり外して換気することも大切です。


    肌荒れしてしまったときのスキンケアは、いつも以上にクレンジングや洗顔の刺激に気をつけながら、うるおいをたっぷりと与えることを意識しましょう。油断せずにマスクの下にも日焼け止めを塗ることも重要です。上手に対策して健やかな肌を保ってくださいね。

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